パンガンは南の島の素朴なお店を、そのまま持って来たようなお店です。 店内はゆったり、まったりした音楽が流れています。
日中は旅人と語り、日没は神に感謝し、夜は音楽に囲まれ空には星が一杯。 その間、自分らしい生活を、と思いパンガンをオープンしました。
茶屋の破れたTシャツを着たウェイターが私に 「マンゴジュース?パイナップルジュース?バナナジュース?」と、 語り掛けて来た時、何とも言えないその空間の中に 私は一瞬の時と、永遠の時を同時に垣間見てしまったのです。
それから長い年月、好きな仕事に打ち込み様々な人生体験をしてきましたが あの初老のウェイターの眩しい目と、 ゆるやかな生き様に今でも魅了されています。
あの日から私の王国は、いつも沢山のヤシの木と 輝く光と、夜空一杯の星空で満たされています。
嬉しく思っています。ありがとうございます。 |